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学びたい

農林水産省より表彰されました!!

  平成30年1月24日に東京都で行われました一般財団法人日本有機資源協会主催「第5回 食品産業もったいない大賞」授賞式に、本校農業科の課題研究班である地域資源マテリアル班が招待され参加し、見事「農林水産省 食料産業局賞」を受賞しました。



この「食品産業もったいない大賞」とは、食品産業は身近である一方エネルギー消費のしやすい産業である。そこで環境対策の一環である「エネルギー・CO2削減」「産廃量削減・再利用」「教育・普及」などの観点から、顕著な実績をあげ、取り組み・支援をしている企業・団体などを広く表彰するもです。
本校の取組は、「規格外野菜を用いた循環型養豚経営の構築」と題し、2004年から生徒の「町を元気にしたい」との思いから、規格外野菜を用いた豚の飼料体系を確立して美幌豚の肉質を改善するとともに、美幌商工会議所と共同して美幌豚醤油「まるまんま」を商品化しました。また2010年より合同会社「びほろ笑顔プロジェクト」を設立し、町内の未利用資源の循環から人材育成までを一貫とした取り組みを目的に活動しています。

具体的な内容は、校内で生産された野菜のうち、約10~15tの規格外野菜が生れます。それを粉末資料化しその飼料を養豚飼養体系を検討し、出荷までの70%を自給飼料に置き換えた肥育を確立。この飼養体系で育てた「美幌豚」は肉質が良く肉の味を美味しく感じさせる「オレイン酸」が1.5倍含まれる事が判明しました。そしてこの「美幌豚」を用いた豚醤の商品化を地域と連携し地元にも定着しつつあります。この豚醤もまた市販の醤油に比べうまみ成分が1.7倍ほど含まれている事も確認されています。
商品開発を機に美幌商工会議所を週新に多様な団体と連携し「びほろ笑顔プロジェクト」を設立し本校の生徒も一社員として関わっています。このことは地域経済を担う高校生が経済活動を実体験することで地元企業での人材育成や異世代の交流に繋がっています。2016年から美幌伝道大使として任命され、町内の園児や小学生を対象に五感を刺激するような循環型養豚体験ツアーを実施し、次世代の人材育成の役割を果たしています。
さらに「美幌豚」は肥育後期に自給飼料を100%給与しており、その豚糞を堆肥化しています。そしてこの堆肥を用いた農産物に「Soilマーク」を付ける事ができました。

今後は規格外野菜からはじまる養豚飼育、堆肥による農地還元、人材交流による地域を担う人材の育成と、美幌町の地域発展に貢献していきます。
以上の取組の中から、規格外野菜から高タンパク粉末資料を製造し、良脂を多く含んだ「美幌豚」の養豚飼料体系の確立し、地域と協力して付加価値商品化したこと。地元企業と連携し「びほろ笑顔プロジェクト」を設立し社員として関わり、将来を担う高校生が経済活動を実体験することによる人材育成や就業機会の創出、地域活性化に繋げている点が高く評価されました。